全日本ラリー久万高原:初日、久々参戦の新井大輝が僅差のトップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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全日本ラリー久万高原:初日、久々参戦の新井大輝が僅差のトップ

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2019年全日本ラリー選手権第4戦「Sammy 久万高原ラリー」は、5月4日(土曜日)に4カ所のスペシャルステージを走行し、新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI)が、奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)に1.2秒差をつけて、初日トップに立った。

2016年以来となる全日本ラリー選手権参戦となった新井大輝は、オープニングのSS1で2番手以下に5秒以上の差をつけて首位に立つ。SS2ではミッションオイルリークに悩まされ、奴田原にトップを譲るが、サービスでトラブル箇所を修復。SS3でも再びベストを奪い、首位を奪還する。SS4では奴田原文雄かベストを獲り返し、大きく差を縮めたものの、新井は首位をしっかりキープした。

「午前中のミッションオイル漏れは昼のサービスで直せました。本当にミッションがブローしなくてよかったです。今日は最終的に上手くまとめられました。明日はグラベルが掻き出された状態で走るのが嫌だったので、先頭スタートがキープできて良かったです。ターゲットを持って走って、それが遂行できたと思います」と、新井大輝は納得の表情。

SS2とSS4とベストを刻み、一時は首位に立った奴田原だったが、新井大輝に僅差の2番手。「頑張ったんですが、大輝君が速いですね。まだ首位争いが続いていますし、明日また頑張ります」と、新井大輝のスピードに驚きを隠さない。

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26.5秒差の3番手は勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)、1分31.8秒差の4番手には福永修/齊田美早子(三菱ランサーエボリューションX)。また、初日前半のセクションで3番手につけていた新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)はSS3の中盤でコースオフ。鎌田卓麻/鈴木裕(スバルWRX STI)もSS1で足回りを壊し、ラリー続行を諦めている。

JN2クラスは眞貝知志/安藤裕一(TGR Vitz GRMN Rally)、JN3クラスは山口清司/島津雅彦(トヨタ86)が、JN4クラスは高橋悟志/古川智崇(スズキ・スイフトスポーツ)が、JN5クラスは天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ)が、JN6クラスは大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツCVT)が、それぞれトップで初日を終えた。

2019年全日本ラリー選手権第4戦 久万高原ラリー SS4終了時点結果
1. 新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI) 44:03.6
2. 奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX) +1.2
3. 勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI) +26.5
8. 高橋悟志/古川智崇(スズキ・スイフトスポーツ) +2:23.7
10. 山口清司/島津雅彦(トヨタ86) +2:53.5
11. 眞貝知志/安藤裕一(TGR Vitz GRMN Rally) +3:03.5
12. 天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ) +3:12.1
21. 大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツCVT) +4:19.4



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