全日本ラリー久万高原:衝撃のスピードを見せた新井大輝がJN1で勝利 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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全日本ラリー久万高原:衝撃のスピードを見せた新井大輝がJN1で勝利

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2019年全日本ラリー選手権4戦「Sammy久万高原ラリー」は、5月5日(日曜日)に4カ所のスペシャルステージを走行し、新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI)が、奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)に、10.1秒差をつけて、全日本ラリー選手権トップカテゴリー初勝利を飾った。3位には48.8秒差で勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が入っている。

1.2秒差で最終日をスタートした新井大輝は、この日のオープニングのSS5で2番手以下に10.8秒差をつけるスーパータイムを叩き出してみせる。その後のステージでも2位の奴田原を引き離し、最終ステージはクルージングする余裕を見せてフィニッシュ。JN1今季初参戦で初勝利を決めた。

「無事に優勝できました。SS2でオイル漏れの問題もありましたが、それ以外は自分の計画どおりのラリー運びができました。すべてが上手くいったと思います。いかに自分が無理なく、リスクをなくして走れるかが鍵でした。今日の1本目のSS5は本当に死ぬ気でプッシュしました。2ループ目までに戦意喪失させることが目標でしたし、最後のループはクルージングして帰ってこられましたね」と、新井大輝は落ち着いた表情で振り返った。

一方、2位に終わった奴田原は「面白いラリーでしたね。でも、大輝選手に勝たれたのは悔しかったです。昨日は僅差になりましたが、それも彼にトラブルがあったからですから」と、新井大輝のスピードに驚きを隠さない。一方、3位の勝田は「最後の最後までいいところがなかったです。参りました」と、肩を落としている。

JN2クラスは眞貝知志/安藤裕一(TGR Vitz GRMN Rally)、JN3クラスは山口清司/島津雅彦(トヨタ86)、JN4クラスは高橋悟志/古川智崇(スズキ・スイフトスポーツ)、JN5クラスは天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ)、JN6クラスは大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツCVT)が、それぞれクラス優勝を飾っている。

全日本ラリー選手権第4戦 久万高原ラリー 暫定結果
1. 新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI) 1:27:49.5
2. 奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX) +10.1
3. 勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI) +48.8
4. 柳澤宏至/保井隆宏(スバルWRX STI) +3:05.7
5. 高橋悟志/古川智崇(スズキ・スイフトスポーツ) +4:41.3
6. 関根正人/草加浩平(スズキ・スイフトスポーツ) +5:21.9
7. 山口清司/島津雅彦(トヨタ86) +5:34.6
8. 眞貝知志/安藤裕一(TGR Vitz GRMN Rally) +5:51.7

12. 天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ) +6:45.5
19. 大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツCVT) +9:10.1



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