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ツール・ド・九州 初日を終えて勝田がトップ

 

 現在、佐賀県唐津市で開催されている全日本ラリー選手権開幕戦の「ツール・ド・九州 in 唐津」は競技初日を終了。
 上位陣は、スバル・インプレッサの勝田範彦/足立さやかが2番手の奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションⅩ)に23.3秒差をつけトップを快走。奴田原の背後には榊雅広/井手上達也(三菱ランサーエボリューションⅨ)が0.6秒差でつける。4番手は柳澤宏至/中原祥雅(スバル・インプレッサ)、5番手には高山仁/河野洋志(三菱ランサーエボリューションⅦ)というオーダーだ。

 10SSのうち9SSで一番時計をたたき出す貫録を見せつけた勝田。2度設定された10.02kmの“三方ロング(SS1/6)”で後続をそれぞれ5.8秒、7.8秒引き離す速さを披露した。明日の競技最終日に残されたステージは6本、距離にして約24km程度のため、2番手との差23.3秒はほとんど独走状態と言えるだろう。
 一方「このラリーではこれまでで最上位」と語る奴田原は、SS1〜9まで2番手を走っていた榊を、この日最後のSS10で逆転。とはいえ、奴田原と榊の差はわずか0.6秒だ。ワンミスでどちらにでも転ぶ展開だけに、2番手争いから目が離せなくなりそうだ。

 JN-3クラスのトップは眞貝知志/田中直哉(ホンダ・インテグラ)。JN-2クラスはホンダ・フィットを駆る丹羽和彦/永山聡一郎、JN-1クラスは小泉茂/小泉由起(日産マーチ)がそれぞれクラストップに立っている。



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