9月27日、FIAはウェブサイトを更新し、2020年のWRCカレンダーを公表した。
これは6月14日にフランス・パリで開催されたFIA世界モータースポーツ評議会(ワールドモータースポーツ・カウンシル、WMSC)で検討され、先送りとなっていたもの。WMSCが今週、電子投票を行い、決定となった。
6月の段階でのWRCプロモーターおよびWRC委員会からの提案は、日本とサファリが加わり、ツール・ド・コルスとドイツが抜ける14戦だった模様。ここにフランス・ドイツの猛反対があり、欧州圏内WRCイベントの処遇について検討するためカレンダー全体の決定が先送りとされていた。注目のラリージャパンは11月19日〜22日の最終戦として組み込まれる予定となっており、2010年以来、実に10年ぶりにWRC日本開催の運びとなる。
シーズン最後の大一番となる可能性もあるタイミングに組み込まれたことで、今年11月に開催されるセントラルラリー愛知・岐阜にも各チームから視察スタッフやドライバーが訪れる可能性も高いと言えるだろう。
また、大きな変更点としてはサファリラリー(ケニア)、ラリーニュージーランドが組み込まれたほか、フランス、オーストラリア、スペインがカレンダーから外れている。
WRC2020年カレンダー
第1戦 1/26 モンテカルロ
第2戦 2/16 スウェーデン
第3戦 3/15メキシコ
第4戦 4/19 チリ
第5戦 5/3 アルゼンチン
第6戦 5/24 ポルトガル
第7戦 6/7 イタリア
第8戦 7/19 ケニア
第9戦 8/9 フィンランド
第10戦 9/6 ニュージーランド
第11戦 9/27 トルコ
第12戦 10/18 ドイツ
第13戦 11/1 英国
第14戦 11/22 ジャパン