ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合3位
「この日3つ目のステージで左フロントホイールを破損した時は、左コーナーで最初の走行とは別のラインを取ったのかもしれない。石に当たり、その瞬間にホイールが曲がったのを感じた。そうしたらサスペンションアップライトに当たりだし、タイヤが裂けた。そのようなタイヤで25kmを走りたったの50秒しかロスしていないというミシュランのすごさをこんな形で証明することになった。今朝は前にいるライバルにプレッシャーをかけようとした。1分以上離されていたが、まだ安全とは言えないくらいの差だった。ホイールが曲がってからは2分以上の差となり、彼らにとっては落ち着ける差となった。明日の長いステージにしっかりと集中して、とにかくフィニッシュをして得点をしないといけない。プレッシャーはなく、全力でアタックする必要はない。だが、時には集中力を失うので、簡単ではないだろう。でも、前戦、スウェーデンの時のようにフィニッシュ直前でラリーを落としそうになることもあるので、気を抜かずに走り続ける」
ペター・ソルベルグ/総合4位
「午前中のブレーキトラブルとクギがタイヤに刺さってパンクした以外は順調だった。ブレーキパッドを柔らかい方にしてからは随分といい感じになり、特にヤリ‐マティとバトルして2回1-2をマークした最後の2ステージをはじめとして、スピードには満足できるようになった。まだ、いくつか調整したい箇所もあるが、タイム的には問題ないといったところだろう。明日の長いステージで勝ちたいから、そこは全力で行く。誰も最後まで落ち着いてはいられないほど、タフラリーだ」