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ヒュンダイ、選手権リーダーとして迎えるチーム母国戦ドイツで好リザルトを目指す

©Hyundai Motorsport GmbH

今週開催されるWRCドイツは、アルツェナウに拠点を置くヒュンダイにとってチームの母国戦。マニュファクチャラーズ選手権首位で迎えるこの難関ターマック戦で、選手権リードを広げたいところだ。

前戦フィンランドでは苦戦を強いられたヒュンダイだったが、選手権リードを死守してシーズン残り5戦を迎えることになった。このドイツでは、サルディニア戦でキャリア2勝目をマークしたダニ・ソルドを再び迎え、ティエリー・ヌービル、アンドレアス・ミケルセン、3台のi20クーペWRCで臨む。

先週は、ニュルブルクリンクで開催されたTCRドイツ戦にゲスト参戦し、レース勝利も挙げたヌービル。ドイツでは2014年の優勝を含め、3回ポディウムに上がっている。
「ドイツは、3日間とも全く性格が違うため、非常にチャレンジングなイベント。過去には、天気がリザルトに大きく影響を与えることも多く、雨が降ると驚くほどウエットになる」とヌービル。
「そうなると、正しいタイヤ選択を行うのも難しくなる。自分たちは、上位争いをするためにプッシュして、優勝を狙う」

フィンランドではチーム最上位の4位でフィニッシュしたミケルセン。今季、フルターマックのWRC戦に参戦するのは、これが初めてとなる。
「ラリードイツは、素晴らしいラリー。自分たちがターマックラリーに出るのは、久しぶりだ」とミケルセン。
「3日間ともそれぞれタイプの違う路面だが、どれも楽しい。一貫性を保ち、できる限り多くポイントを獲得して、チームの選手権リードに貢献することが重要だ」

サルディニアでの劇的な優勝を飾って以来のWRC戦を迎えるソルドは「ドイツはいつもいいラリーで、3日間ともタイプの違う道を走る特別なイベント」と語る。
「2013年のドイツでは勝っているし、ポディウムにも何度も上がっている。毎年、ペースを出せているので、今年もその流れを維持したい」



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