WRC第10戦ドイツは8月22日(木)のシェイクダウンを終えて、シトロエンのセバスチャン・オジエがトップタイムをたたき出した。2番手にはトヨタのオィット・タナック、3番手にヒュンダイのティエリー・ヌービル、ヌービルと同タイムでシトロエンのエサペッカ・ラッピが並ぶ展開となった。
シェイクダウンはラリーの拠点となるボスタール湖から東に行った丘陵地のステージで行われた。上位陣は3〜5回ほど走行。シェイクダウンのタイムがSSタイムに直結するわけではないものの、チャンピオンシップのトップ3が上位に並び、熾烈な戦いを予感させる幕開けとなった。
上位4名に続く5番手にはヒュンダイのダニ・ソルド、6番手にトヨタのクリス・ミーク、7番手にはヒュンダイのアンドレアス・ミケルセンという順に並んでいる。今回初めてヤリスWRCでのWRC参戦となった勝田貴元は11番手。4回走行し、ヤリスWRCでの初ターマックの感触を確かめつつ、回を追うごとにタイムを伸ばした。
ラリーは8月22日(木)に開幕し、シェイクダウンと同じコースを走行するSS1(5.20km)のみが行われる。SS1は日本時間23日(金)2:08スタート。
WRCドイツ シェイクダウン結果
1. S.オジエ(シトロエンC3 WRC) 2:39.7
2. O.タナック(トヨタ・ヤリスWRC) +0.1
3. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +0.3
4. E.ラッピ(シトロエンC3 WRC) +0.3
5. D.ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +0.9
6. K.ミーク(トヨタ・ヤリスWRC) +1.0
7. A.ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC) +1.2
8. J-M.ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +1.5
9. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +1.6
10. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) +3.0
11. 勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC) +6.0