WRCドイツ:ヌービル「パンツァープラッテはクジのようなもの」デイ3コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCドイツ:ヌービル「パンツァープラッテはクジのようなもの」デイ3コメント集 

©Hyundai Motorsport GmbH

ラリードイツ、デイ3終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。WRCドイツ、最難関のパンツァープラッテで、2位走行中にパンクに見舞われ、一気に後退を喫したヌービル。こればかりは運次第という状況に、“ラリーはまだ終わってはいない”という事実だけをモチベーションに踏ん張る思いを吐露した。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合首位(=)

Toyota Gazoo Racing WRC


「午前中は限界に近づけるよう必死にがんばったが、一番はミスを避けることとクリーンに走ることだった。午後、バウムホルダーのステージは今年、とにかくトリッキーで、特に2回目のループはライバルとの差を維持することだけしかできなかった。本当にラフでたくさん石があり、全てを避けるのは大変なチャレンジだった。ベストを尽くし最終的にやり切ったが、すごくプレッシャーを感じていた。チームとしても、今はいい形でコントロールできているので、明日は一丸となって取り組めば、結果につながると信じている」

■クリス・ミーク/総合2位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRC


「午前は、あまり知らないステージだったので少し不安だったから、3位との差を維持することができてうれしかった。パンツァープラッテでは、全てが変わりかねないことは分かっていたから、あそこでペースが出せてよかった。夕方は、マシンのフィーリングは素晴らしかった。2回目のループでもセッティングは全く変えなかったが、道が少しクリーンになったのでグリップがもう少し上がると信じることが出来た。明日も、まだやることが残っている。チームとしては完璧な形になっているが、日曜日も比較的長いループなので、順位を守るための戦いをしなくてはならない」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合3位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRC


「全体として、とてもいい一日だった。午前はブレーキをかけすぎたと思うので少し悔しかったが、2本目の後にトミから電話をもらったのが救いになった。彼は“リラックス、力を抜いて、パニックにならずに、ドライブに集中、そうすれば結果はついてくる”と言ってくれた。最終的にその通りになった。ステップバイステップでよくなっていったし、自分の担当エンジニア、タービがマシンのグリップを高めることのヒントを与えてくれて、午後は本当にいいフィーリングになった。いま、最も重要なのは、チームのために最大ポイントを確実に獲得することに専念することだ」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ダニ・ソルド/総合4位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH


「なかなかいい一日になったし、かなり順位を上げてコンペティティブなタイムも出せた。強く戦い、プッシュを続けることが重要だった。どのステージでもベストを着くし、マシンの動きもよかった。ドイツでは何が起こるか分からないから、プレッシャーをかけ続けたかった。ここからは、最終日の午前中もこの流れを続け、チームのために選手権争いに貢献したい」

■ティエリー・ヌービル/総合5位(↓)
「ラリーはまだ終わっていない。そのことを忘れないようにすることが、最も重要だ。モチベーションをキープして、顔を上げて行かなくてはならない。パンツァープラッテではパンクのリスクがあることは、みんな分かっている。完全にクジのようなものだし、残念ながら今回は自分の番号は当たりではなかった。これもゲームの一部。1分24秒と、かなりタイムをロスした。左リヤタイヤを交換したが、それまでは首位まであと5秒だった。幸い、素早く交換できたが、今日はいいパフォーマンスを出せてステージウインも2本獲っているので、今日はそのことを成果として考えたい。まだ何が起こるか分からない」

■アンドレアス・ミケルセン/総合6位(=)

Hyundai Motorsport GmbH


「とてもタフで長く本当に疲れるステージだったが、今日も満足のいく一日だった。思うようなタイムが出なかったこともあったが、文句なしに全力を尽くした。午前のループは何度かコースオフした。まさに、どこまで攻めているかの表れだ。午後のバウムホルダーのステージに向けてマシンに少し変更を行い、レベルアップを図った。まだ、思うような走りになっていないが、今日は自分のドライビングスタイルに専念して有意義な時間を過ごせたので、明日、どこまでできるか楽しみだ」

[シトロエン・トタルWRT]
シトロエンC3 WRC

■エサペッカ・ラッピ/総合7位(=)

Citroen


「長く厳しい一日だったが、この路面でのマシンを改善できるようになった。パンツァープラッテではグリップに問題はあったが、それでも2ループ目はよくなった。まだ十分ではないが、行くべき方向に進み続けている」

■セバスチャン・オジエ/総合8位(↓)

Citroen


「もちろん、フラストレーションのたまる一日だった。バウムホルダーでは賭けになる部分があることも分かっていたが、残念ながらここ2年間、賭けに勝てていない。マシンは改善されているし、コーナーの進入もよくなっているだけに残念だ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■ガス・グリーンスミス/総合9位(↓)

M-Sport


「ここにたどり着いている、これが一番だよ! 長い一日だったし、最初のステージでミスをしてしまったので自分を追い込んでしまった。ステアリングにダメージを負ったが、リエゾンで直すことができたので、その後は早めにペースを取り戻せた。でも、パンツァープラッテのステージでは同じペースが出せなかった。ここではテストをしていなかったし、R5から思い出せる感じでは全くなかったから、ちょっとショックだったよ! 2回目はかなりよくなったし成長もできたが、まだ学ぶことはたくさん残っている」

■テーム・スニネン/総合34位(↑)
「今日のパフォーマンスには、本当に満足。目指すものは何もなかったので、とにかく楽しみながらドライブして、自分たちの力を見せたかった。パンツァープラッテの1回目はかなりダスティだったが、それ以外はよかったし、マシンの動きもとてもよかった。今日はドライビングをかなり楽しめたので、今晩はぐっすり眠って明日を楽しみにしている」



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