Mスポーツ・フォードは、ポンタス・ティデマンドをラリーGBでもフォード・フィエスタWRCのドライバーとして起用することを発表した。ティデマンドは、来週のトルコ参戦も決まっており、これで2戦続けてWRカーで参戦することになる。GBでは、エルフィン・エバンスが戦線復帰することが発表されており、このイベントでチームはエバンス、テーム・スニネン、ティデマンドの3人体制で臨むことになる。
ティデマンドはこれまでに3回、ラリーGBのWRC2に参戦しているが、いずれもトップ2フィニッシュ、2017年はクラス優勝を飾っている。今年はそこでポテンシャルと成長ぶりを発揮することを目指す。
「ティデマンドは、次世代ドライバーのひとりであり、全マニュファクチャラーが、この2戦で彼がどのような成長を遂げるのかを見ることを楽しみにしていると思う」とチーム代表のリチャード・ミルナーはコメント。
「彼のWRC2で、特にGBでの活躍は我々もよく知っている。彼の成長を、我々も楽しみにしている」
ビッグチャンスを得たティデマンドは「トルコに続いてさらに参戦が続くというのは、自分のキャリアにとって本当に後押しになる」とコメント。
「もっと大きな参戦プランを得ることが重要なので、自分の成長とトップカテゴリーでも活躍できるということを、なんとしても示していきたい。Mスポーツと、地元スウェーデンのパートナーの協力で、この参戦が実現したことをとてもうれしく思う。GBは好きなラリーだし、WRC2で参戦した3回ともポディウムでフィニッシュしているいい思い出のあるイベントだ。今回はもっと大きなチャレンジだが、どこまでできるのか楽しみにしている」