WRC第4戦アルゼンチンは初日のスーパーSSを終了。フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがトップに立ち、僅差でシトロエンのクリス・ミークが2番手に続いている。
クルーは、午後1時にサービスパークを出発し、拠点のあるカルロス・パスから約250km離れたサン・ルイス州のメルロでSS1となる2台同時走行の市街地スーパーSSにアタック。2.68kmという短距離SSのためタイム差はほとんどなく、本格的なグラベルSSは金曜日にスタートする。
SS1ではオジエが盤石のトップ。そのオジエと同時に走行したミークが0.2秒差の2番手、同タイムでフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセン、4番手に同じくフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラという順位となっている。その後ろ5番手はダニ・ソルド、6番手はティエリー・ヌービルとヒュンダイ勢が続き、7番手にフォード勢のトップとなるロレンツォ・ベルテッリがつけている。
競技2日目は金曜日の午前8時23分(日本時間24日20時23分)に、SS2からスタート。計5SS、149.77kmという構成だが、SS2/4は51.99kmというロングステージとなっており、大きく差が開く可能性もある。現地の天候は晴れの予報が出ており、先頭走者を担うオジエにとっては最初の難関となりそうだ。
【WRCアルゼンチンSS1後暫定総合順位】
1.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) 2:32.0
2.クリス・ミーク(シトロエン) +0.2
2.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +0.2
4.ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン) +0.3
5.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) +1.0
6.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ) +1.1
7.ロレンツォ・ベルテッリ(フォード) +1.6
8.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +1.8
9.ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ) +2.8
10.オィット・タナック(フォード) +3.5
10.マルティン・プロコップ(フォード) +3.5