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マトン「WRCをよりグローバルに」、WRCジャパン招致委員会は2021年、2022年の開催国も一部発表

©Naoki Kobayashi

FIAが2020年のWRCカレンダーを発表したことを受け、その内容についてFIAラリーディレクターのイブ・マトンは「選手権をよりグローバルにするために、ヨーロッパ外でのWRC開催を増やす必要があった」とコメント。

「ケニアや日本が来年、WRCカレンダーに復帰し、オーストラリアの代わりに長年待ち望まれていたニュージーランドや象徴的なヨーロッパイベントとともに絶妙にバランスが取れる内容になり、このスポーツのDNAを守るという我々の拡大戦略の成果をうれしく思う」

「昨年はチリが加わったが、2020年のカレンダーは、アジア、アフリカにも開催が広がることになる。WRCの開催に食指を動かす国が多くあるなかで、カレンダーで開催できる枠よりも高いクオリティを持つ候補国が多くあることは、選手権の強さと人気を示している。ローテーションシステムにより、WRCに良質なイベントを数多く維持するチャンスが得られることになる。2019年3月のワールドモータースポーツカウンシルで建てた新しいカレンダー戦略によって、ここ数年よりも早くWRCカレンダーを発表することができる。将来的には、3月に発行できるようにすることを目指している」

なお、WRC世界ラリー選手権日本ラウンド招致準備委員会(株式会社サンズ内)は、WRCジャパンの開催決定と同時に、2021年、2022年の開催国の一部を参考発表している。

2021年WRC開催国(9月27日時点)
1 Italy(イタリア)
2 Sweden(スウェーデン)
3 Chile(チリ)
4 Kenya (ケニア)
5 Japan(日本)
6 Spain(スペイン)
7 France(フランス)※
8 Australia (オーストラリア)※

2022年WRC開催国(9月27日時点)
1 Italy(イタリア)
2 Sweden(スウェーデン)
3 Kenya (ケニア)
4 Japan(日本)
5 Spain(スペイン)
6 France(フランス)※
7 Australia (オーストラリア)※
※はEPA締結前提
※2021年、2022年のイベントは、各国の基準適合についてWRCコミッションによる承認を条件としてカレンダーに組み込まれる予定。



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