10月11日〜13日にかけて岐阜県高山市で開催される全日本ラリー選手権第9戦「第47回 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ」に、スバルBRZで参戦する久保凛太郎が意気込みを語った。久保は昨年までSUPER GT GT300クラスに参戦しており、現在はTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ RaceでスバルBRZを駆るほか、スーパー耐久シリーズで活躍中のレーシングドライバーだ。
「今までサーキットでのレースをずっとやってきたという、自分が育ってきた環境もありますが、もっとクルマを自由にコントロールしたい、クルマと向き合う時間がほしいと思っていました。そのなかでドリフトを始めたり、オフシーズン中には雪山の走行会に参加したりして、ある程度経験を積んできたので腕試しがしたかった、というのがラリー参戦の理由のひとつです。あとは“世界のトシちゃん”にラリー出たらサーキット速くなるぞって言われたからです(笑)。ヒロキが同い年で仲がいいので、そのあたりの影響も強いと思います」
車両は自身がワンメイクレースで使用していたBRZを購入してラリー仕様に仕立てたという。
「最初はワンメイク仕様のまま出れるよーなんていう話でしたが、今年の規則的にクルマに大きく手を入れないと勝てないと言われ、急遽車両を作って臨むことになりました。車両はアライモータースポーツで製作してもらいました。デフや足まわりはクスコ、シートはレカロで、ブレーキもエンドレスアラモスペシャルが入っています。タイヤはブリヂストンのポテンザRE-12Dを装着する予定です。
今回の参戦にあたってはRECARO様、ラディアスセブン様にスポンサード頂き、クスコ様にもサポートをいただいています。今回コ・ドライバーには高橋芙悠さんがついてくれました。目標は、頑張って優勝します! ターマックでのSSなので、自分の器用さを信じて調子に乗りすぎず、“ほどよく有頂天”で頑張りますので、応援よろしくお願いします。速いラリーストもいますが織戸学さんには負けたくないですね(笑)」