WRCラリーGB:エバンス「うれしくて、長い一日」デイ2コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCラリーGB:エバンス「うれしくて、長い一日」デイ2コメント集

©M-Sport

ウェールズ・ラリーGB、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。イタリア戦以来のWRC戦復帰を、地元ウェールズで迎えたエバンス。3戦を欠場し、久しぶりにステアリングを握ったWRカーの感触に喜びを感じるとともに、復帰していきなり厳しいコンディションに直面した一日の長さを語った。

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合首位

Toyota


「本当に過酷な一日だった。午前はグリップは基本的には予想より高かったが変化が激しく、予測するのが難しかった。午後はステージの荒れが少しひどくなり、泥がフロントガラスに跳ねるので視界が悪く苦戦した。でも、暗くなってからの最後の2本はマシンのフィーリングがよく、いいタイムも出せた。明日のステージは自分たちに合っているはずだが、それでも張り詰めた戦いが続くことは間違いない」

■クリス・ミーク/総合3位

Toyota


「いい一日だった。今日のほとんどでラリーをリードし、暗くなってからオィットが僕らを抜いていった。午前はすごくウェットで、雨が止んでから午後はグリップレベルが少し安定してきた。午後は少しタイムをロスしたように見えるが、3人の間は3秒しか離れていないので自分では満足。明日のステージをとても楽しみにしている。デフィはラリー車で走るのは初めてだし、マイヘリンとスウィートラムハフレンは昔からのステージだ」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/SS7でラリーリタイア

Toyota


「午前はうまくリズムがつかめなかった。デフィナンとアベヒルナンではグリップ変化は激しかったがリズムは格段によくなった。SS7でクレストを越えた後に跳んでリヤを失い、バンクにヒットして転倒した。ほんの少し速度が高過ぎて、少しジャンプを飛び過ぎた。ここでリタイアになってしまって、本当に残念。自分のためだけでなく、チームにとっても。選手権のためにいいポイントを持ち帰ることが自分の役目だったのに」

[シトロエン・トタルWRT]
シトロエンC3 WRC

■セバスチャン・オジエ/総合2位

Jaanus Ree/Red Bull Content Pool


「もちろん、今日はいい一日だった。最後の2本では少し勢いがなかったけれどね。グリップを読むのが難しかったし、どの部分でも最終的に少しためらいがあったのかもしれない。グリップレベルは悪くなかった。上位との差がこれだけ小さいのでまだ可能性は充分にあるから、明日も全開でプッシュを続ける。土曜日の道は、今日よりも速くて広いと見ているが、コンディション次第で場所によってはトリッキーな場所もあることは間違いない」

■エサペッカ・ラッピ/SS5でデイリタイア
「午前は順調だった。徐々にペースを上げて、リズムもかなりよかった。午後最初のステージ、2つめのコーナーで、グリップレベルを過信し過ぎてワイドになったが、そこがかなりナローな場所でバンクにヒットし、サスペンションのウィッシュボーンを破損した。それでおしまい。明日については、チームとしっかり話し合わなくてはならないが、自分ができることは何でもする。たぶん、セブが活用できるようなテストをするかもしれない。一方で、ステージでは速さを出した走りに努める。明日のステージは、今日よりも速度域が高いしリズミカルだからね」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合4位

Hyundai Motorsport GmbH


「自分が思うようなペースを常に出していた感じはないが、ラリーの滑り出しとしてはOK。午前中はマシンのバランスに苦戦して、自信をあまり得られなかった。2位につけていた日中サービスで修正し、接戦の中で首位争いをしていこうというのはもちろんだった。午後はマシンのフィーリングを向上させることを目指したが、トリッキーなコンディションではすぐには効果がなかった。この状況の中で最大限のことをしなければならない」

■アンドレアス・ミケルセン/総合5位

Hyundai Motorsport GmbH


「まずまずの順位で一日を終えられたが、最後のステージではライトを調節したのにあまり先まで見ることができず苦戦した。全体としては、今日はウェールズらしい厳しいコンディションを経験できた。午前は少しタイムをロスしたが、マシンを少し変更したのでパフォーマンスもよくなった。マディなコンディションを走るのは久しぶり。グリップを確信できるようになるまで少し時間がかかった。とてもミスをしやすいコンディション。まだ改善の余地はある」

■クレイグ・ブリーン/総合6位

Hyundai Motorsport GmbH


「明暗のあった一日だった。午前はまずまずの内容だった。日中サービスも比較的傷なく迎えた。SS4はかなり危ない場面があり、木にヒットしそうになったがラッキーにも避けることができた。SS5は観客の問題で中断し、ノーショナルタイムを与えられたので6番手に落ちてしまった。午後は走行順で不利になり、SS6は轍が深くなったのでタイムをロスした。SS7ではペースを取り戻してきたが、このステージもノーショナルタイムになってしまった」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■テーム・スニネン/総合7位

M-Sport


「泥が多く、グリップ変化も激しいタフな一日だった。かなりいいペースだったと思うが、午前中にミスをしてしまいタイムをロスした。上位にも迫っていたが、昨晩、タイヤをミスチョイスしてロスしたタイムを取り戻そうとしていて、ミスをした。このことから学んでいかなくてはならないし、1、2本のステージで全てを取り戻すことなんてできないと学ばなくては。明日はベストを尽くし続け、限界の走りを続ける」

■エルフィン・エバンス/総合8位
「戦線に復帰できてうれしかったし、かなり長い一日でもあったね! 何度か悔しい場面があった。午前は、ミスとパンクでタイムをロスし、午後はステージが1本キャンセルになり、デフィナンは走行順が早かった人はまだ明るかったが、自分は暗くなってからの走行だった。このコンディションでは何をするのも大変だが、仕方のないことだし、今日の自分のペースには満足していいと思う」

■ポンタス・ティデマンド/総合9位

M-Sport


「午前中は、自分のキャリアの中でも一番タフな日だったが、午後はいくつか変更を施してフィーリングがよくなったし、マシンも扱いやすくなった。午後の序盤ではスピンをしたが、ペースはよかったので、明日はもっと成長したところを見せたい」



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