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マニュファクチャラーズチャンピオン確定のヒュンダイが声明を発表

©Hyundai Motorsport GmbH

大規模森林火災の影響でラリーオーストラリアの開催キャンセルが決定したことを受け、マニュファクチャラーズ選手権首位でシーズン最終戦を迎える予定だったヒュンダイが声明を発表した。

チームのリリースでは主催者の決定を支持することを示すとともに、地元の消防局、被害を受けた住民や地元当局を見舞う意を表した。

一方で、最終戦がキャンセルになったことにより、前戦スペイン終了時点で18ポイント差の首位に立っていたマニュファクチャラーズ選手権タイトルが決まったことに関し、初のWRCタイトルへの喜びと、被災地域を心配する複雑な気持ちを表している。

ヒュンダイ・モータースポーツ総裁スコット・ノーは「まず、何よりもオーストラリア、ニューサウスウェールズ州を襲った大変な森林火災により被害を受けた皆様にお見舞い申し上げます」と語った。

「強豪を相手に大変コンペティティブなシーズンを戦い抜いた末に、初のWRCマニュファクチャラーズタイトルを獲得したことを、心から誇りに思う。2012年にヒュンダイ・モータースポーツを創設して以来、アルゼナウのファクトリーで強固なチームを作り上げ、この目標に向かって休むことなく努力を続けてきた。WRCを通じてヒュンダイのグローバルブランド戦略に貢献することは、大変光栄なこと。本当に特別な瞬間だ。ここから先、さらに多くのタイトルを重ねていけることを願っている」

陣頭指揮を採ってきたチームディレクターのアンドレア・アダモは「状況を考慮すれば、ラリーオーストラリアの開催キャンセルは正しい判断だと思う。この大変な事態に巻き込まれた地元のみなさんに、心からお見舞い申し上げます」とコメント。

「スポーティング的な見方で言えば、初のWRCタイトルを獲得できたことは、素晴らしいこと。ヒュンダイ・モータースポーツの全スタッフが長年続けてきた必死の努力の結果だ。今シーズンは信じられないほどコンペティティブだった。もちろん、最終戦まで戦い合うことができればよかったと思うが、チームメンバーひとりひとりの成果が、この素晴らしい勝利に結びついたことを、誇りに思う。個人としても、ヒュンダイ・モータースポーツのすべてのスタッフ、モンテカルロからチームに貢献してくれた全クルーに感謝したい」



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