©Jun Uruno
Rally of Tsumagoiの主催者は、台風19号の影響により開催地域の嬬恋村が甚大な被害に遭ったことを受け、2020年の全日本ラリー選手権開幕戦およびアジア・パシフィックラリー選手権アジアカップの開催を困難と判断、11月11日にJAF（日本自動車連盟）に対して全日本ラリー選手権第1戦のカレンダー取り消し申請手続きを行ったことを明らかにした。
主催者によると、ラリーのメインコースとして使用している冬季期間閉鎖道路（パノラマライン線北ルートおよびパノラマライン線愛妻の丘ルート）を、現在通行止めとなっている国道144号線の迂回路として常時除雪し使用する決定が村議会でなされたため、SS距離の確保が困難であると判断、カレンダー取り消しの申請をJAFに対して行ったとのこと。
今後JAFの承認を受けることで、ラリーは正式に中止が決定することとなる。これにより、2020年の全日本ラリー選手権開幕戦は、3月13〜15日に開催される新城ラリー2020となる見込みだ。
