©Naoki Kobayashi
11月20日、シトロエン・レーシングは「来年、“参戦してくれるエース格のドライバーがいない”ことから、WRCプログラムをただちに終了する」という、異例の発表を行った。
チームは、セバスチャン・オジエとエサペッカ・ラッピと2年間（2019年、2020年）の契約を結んでいたが、オジエがシトロエン・レーシングを離脱することを決断したことで、今回の決断を下したとしている。もちろん、オジエの去就や、多くのドライバーがドライブが“不可能”とコメントしているC3 WRCのハンドリングの問題については触れていない。
オジエ本人からも現状、何の発表も行われてはいない。しかし間もなくトヨタに加入することが発表されるのでは、という推測が関係者の間で広がっている。
シトロエン・レーシングは今週、ラッピとオジエによるC3 WRCの開発テストを行う予定となっていたが、このテストを直前になってキャンセルしていた。
（Martin Holmes）
