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パッドンとミークがWRCシート獲得を断念

©Hayden Paddon@Facebook

2020年のWRCフル参戦シートを狙うドライバーのリストが8人から6人に減った。ヘイデン・パッドンとクリス・ミークが今後の方針を発表したのだ。

ヘイデン・パッドンは、ニュージーランド南島の大手新聞、オタゴ・デイリー・タイムス紙にコメントを寄せている。この中でパッドンは、2020年のWRCワークスシートでまだ空席のままとなっているMスポーツ・フォードは、自分の選択肢にはないと語ったのだ。
「Mスポーツの選択肢は自分にはない。自分を支援してくれているヒュンダイ・ニュージーランドの存在をリスペクトしなくてはならないし、僕らもこのブランドへの忠誠を続ける」とパッドン。このニュースは、ニュージーランドの復帰を含む2020年のWRCカレンダーの発表を受けて報じられたもので、パッドンはWRCニュージーランド戦にWRカーで参戦することを希望している。パッドンは先日、ニュージーランド南島の街クロムウェルで、電動ラリーマシンを含むマシン開発ビジネスを立ち上げたばかりだ。

一方、40歳のクリス・ミークは、SNS上でWRCシート争いから身を引くことを発表した。この中でミークは
「WRCとはこれでお別れ。ありがとうTOYOTA GAZOO Racing。これからは、別の情熱を模索していく。2020年の自分が楽しみだ」

WRCで20年活動したミークは、プジョーUK、MINI、シトロエン、トヨタのワークスドライバーを務め、WRCには104戦参戦し5勝を挙げた。獲得したタイトルには、2009年のIRCドライバーズチャンピオンがある。
(Martin Holmes)



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