オペルが、2020−2021シーズンにドイツでオペル・コルサの電気自動車を使用したワンメイクシリーズ「オペルe-ラリーカップ」を立ち上げるべく、その準備を進めている。
この新型モデルの出力は、実質的には既存の内燃エンジンモデルと同じだが、トルクは260Nmと現行型を上回る。バッテリーをフロア下部に配置することで重心が低くなり、重量配分にも優れていると言われている。20台近くを製作すると見込まれており、7月の初イベントに向けて15台が夏までにカスタマーの元に供給されるという。バッテリー容量は350kWhで、335km程度の走行が可能と見られている。
(Martin Holmes)