FIAは、2021年からピレリをラリー1(WRカー)とラリー2(R5)の単独タイヤサプライヤーに指命したことを発表した。契約は4年間で、WRC2とWRC3のサポート選手権も含まれる。今週、ワールドモータースポーツカウンシルが行った電子投票によって決定されたもの。これにより、長年に渡ってWRCで主流となっていたミシュランの時代が終わることになる。
ピレリ自体もWRCには長い歴史を持ち、通算181勝、世界タイトル25を誇る。2017年は休止したが、2018年には選手権に復帰し、ジュニアWRCでは既に単独サプライヤーを務めている。
FIAラリーディレクターのイブ・マトンは「WRCの成長において、非常に楽しみな新しい段階を迎える。ピレリが2021年から4年間、WRCの単独サプライヤーになることを発表できて、うれしく思う」とコメント。
「ピレリは、豊富な知識を活かしてくれると確信している」