2011年、APRCを席巻したプロトンモータースポーツが、2012年の参戦体制を発表した。
APRCへは2台のプロトンサトリアネオS2000を投入し、ドライバーズチャンピオンのアリスター・マクレーがタイトル防衛に挑戦。
チームメイトには、スウェーデンのP-G・アンダーソンを迎える。
また、プロトンとしては初めて、SWRCにも2台体制でフル参戦。
マクレー、アンダーソンの布陣に加え、イタリアのターマックエキスパート、ジャンドメニコ・バッソを投入する。
ノミネートイベントはモンテカルロ、スウェーデン、ニュージーランド、フィンランド、フランス、カタルニア、GBで、シーズン中盤では若手を中心に異なるドライバーを試していきたいともしている。
1月の開幕戦モンテカルロには、アンダーソンとバッソが参戦。
バッソはSWRCにノミネートしている全舗装イベントでステアリングを担うほか、サトリアネオS2000のターマックテストでもメインドライバーを務める。
プロトンモータースポーツのチーム代表、クリス・メローズは
「SWRCとAPRCに各2台体制で参戦するプログラムが固まり、うれしく思う。
APRCのタイトル防衛は言うまでもなく最優先事項だが、SWRCへのステップアップもサトリアネオS2000の進化を披露する場として申し分がない。
ここ数年で参戦してきたIRCでは、カスタマーカーを走らせる可能性も残っているが、今はP-Gとジャンドミニコを走らせるモンテカルロに専念している」と語った。