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1月11日、東京オートサロンが行われている幕張メッセ（千葉市美浜区）で、ラリー／ダートトライアル／ジムカーナなどのモータースポーツに参戦しているエントラントを対象に、GRヤリスに関してのスペシャルミーティングが実施された。
ミーティングは事前申し込み制で、出席者は抽選で選ばれた全日本選手権クラスのドライバーたちを含む約30人。当初は20人の予定だったが、多数の申し込みがあったため、増員しての開催となった。GAZOO Racing Companyからは、各領域の開発担当者や、開発ドライバーとして携わった勝田貴元が出席。勝田がこれまで車両を開発するなかで感じたことがらが紹介されたほか、ユーザーからの意見にも真剣に耳を傾けていた。
発売前の車両について、『Bライモータースポーツのユーザーから、メーカーが直接意見を吸い上げる場を設ける』という試みが行われた例は過去あまりない。この点だけを見ても、GAZOO Racing CompanyのGRヤリスにかける本気度が、かつてないものだということは伝わるはずだ。
Hiroyuki Takii
