勝田「最初の山場はSS2。リスクを負わず、慎重なタイヤ選択で臨みたい」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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勝田「最初の山場はSS2。リスクを負わず、慎重なタイヤ選択で臨みたい」

©Naoki Kobayashi

2020年WRC開幕戦ラリーモンテカルロに、ヤリスWRCで臨む勝田貴元がラリー前のレッキを終了。例年より雪の多いコンディションに、より慎重な心構えで臨むと語った。

「(住んでいる)フィンランドが暖かったので、ここは雪がないんじゃないかと思っていたんですが、去年より雪と氷が多くて、ちょっとびっくりです。特にミックスコンデションになりそうなところが多い。去年はここはアイス、ここはドライみたいな感じではっきりしてたんですけどね。特に明日の夜に走るSS2。普段はあそこに雪があることほとんどないらしいんですけど、今回はアイスとスノー、ドライとウエットが混ざっているんで、そこが山場になるんじゃないかと思っています。グラベルクルーが行ったあとだいぶ時間が空くので、そのあと雪が溶けてブラックアイスになる可能性がある。そこがちょっと怖いですね。

タイヤ選択に関しては基本は経験のある(セバスチャン)オジエさんのものを参考にすると思うんですが、自分にとっていま大事なのはリスクを負うことよりも、経験を積むこと。だからタイヤ選択はどちらかというとリスクを負わない方向にいくと思います。スリックの方が多少速そうな状況でも(スリックとスタッド付きスノーの)クロスで行ったりとか。そういう保守的な選択があるんじゃないかなと思います。今回初めてユホ(ハンニネン)さんがグラベルクルーをやってくれています。ユホさんのチェックに間違いはないと思うんですけど、僕の抑えたいフィーリングはユホさんとは違うと思うので、そのあたりをふたりで合わせていければな、と思います」



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