WRCモンテカルロ:Mスポーツ・フォードのミルナー「ターボのトラブルは久しぶり」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCモンテカルロ:Mスポーツ・フォードのミルナー「ターボのトラブルは久しぶり」

©M-SPORT

1月23日にスタートを迎えた2020年WRC開幕戦ラリーモンテカルロ。この日はナイトステージのSS1、SS2の走行が行われたが、Mスポーツ・フォードにとっては厳しい滑り出しとなってしまった。

開幕ステージでエサペッカ・ラッピ、テーム・スニネン、ガス・グリーンスミスが駆る3台のフォード・フィエスタWRC全てに、ラジエターとエアインテークが落ち葉で埋まり、エンジンの温度が上がるトラブルが起きてしまった。さらにSS2では、テーム・スニネンがトランスミッションのトラブルでリタイア。シトロエンからの移籍後、初参戦となったラッピは首位に1分以上遅れての6番手と厳しい滑り出しを迎えている。

「もちろん、望んでいたような幕開けではない」とチーム代表のリチャード・ミルナーのコメントも険しい。
「このようなイベントでは運のようなものも必要だとみんなが話すが、今日の夜は自分たちにはそれがなかったことは間違いない。最後にターボのトラブルを抱えたのはいつだったか、思い出せないくらいだ。テームは本当に不運だったとしか言いようがない」

「開幕ステージでのオーバーヒートトラブルのソリューションを見つけなくてはならないが、エンジニアが作業に取りかかっている。今回、残りの走行に大きな問題にならないことを願うよ。エサペッカは首位から1分遅れで、かなりの大差のようにも聞こえるが、このラリーでは何が起こるか分からないことはみんなも知っていると思うよ!」



RALLY PLUS