2月1‐2日にオーストリアのツェルアムゼー・カプルーンで開催された「GPアイスレース」には、1984年のWRCチャンピオン、スティグ・ブロンクビストや、ル・マン優勝ドライバーのブノワ・トレルイエ、フォーミュラEドライバーのダニエル・アプト、DTMチャンピオンのレネ・ラストら、様々なモータースポーツカテゴリーで活躍するアウディのドライバーも顔を揃えた。
アウディのマーケティング&セールス担当役員のヒルデガルド・ウォートマンは、ラストの駆るアウディRS 5 DTMやブロンクビストのアウディ・スポーツ・クワトロに同乗し「最高の経験だ」とコメント。
「サーキットを愛する情熱的なファンがたくさん集まってくれて、ショーを大いに盛り上げてくれた。伝説のドライバーと現役、将来を担う若手のドライバーが集う、独特のイベントとなった」
このGPアイスレースは昨年、45年ぶりに復活した伝統のアイスレース。競技のほか、アプトはフォーミュラEのマシン、アウディeトロン FE06dでデモンストレーション走行を見せた後、フリースタイルスキーのエース、ベネディクト・マイヤーをロープで引っ張る伝統の滑走スタイル、スキージョーリングも披露した。
「ベネはプロのスキーヤー、自分はレースマシンをドライブするので、ここで一緒に何かをしたいと思いついた」とアプト。
「このイベントでは、時代を超えた様々なエキサイティングなマシンが集結する。ドライバーたちも競技のプレッシャーを感じることなく一緒に時を過ごして楽しみ、ファンのみんなに最高のショーを届けるんだ」