29日、東京・お台場の特設会場で行われたモータースポーツジャパン2011に、多数のラリーカーが登場。田嶋伸博がスズキSX4 WRCを持ち込むなど、ラリーカーならではのアグレッシブな走行にファンからも歓声が起きた。
今回のモータースポーツジャパンでは、新井敏弘のIRC用スバル・インプレッサWRX STIをはじめ、全日本ラリーからは勝田範彦のインプレッサ、奴田原文雄のミツビシ・ランサーエボリューション、柳澤宏至のランサー、天野智之のヴィッツ、アジア・パシフィックラリーからは番場彬のプロトン・サトリアネオなど、多数のラリーカーが集結しデモランを行った。
ただ、新井のインプレッサは午前中でトラブルが発生。新井は午後は市販車のインプレッサWRX STIをドライブしているが、それでもさすがのパフォーマンスをみせてくれた。
全日本ラリー車たちに続いて登場したのは、モンスター田嶋がステアリングを握るスズキSX4 WRC。WRカーらしいクイックな挙動と独特のサウンドを響かせコースを周回すると、大きな歓声があがった。
また、場内にはインプレッサWRカーやグループAのレガシィ、かつてサファリを走ったニッサン240Z、さらにランチア・デルタS4も展示。柳澤のランサーや番場のプロトンなどは同乗走行も可能だ。
さらに、場内ではレプリカカーコンテストも実施されており、ラリーファンにとっては日曜日も見逃せないイベントとなりそうだ。