全日本ラリー選手権の2011年シーズンを締めくくる最終戦、新城ラリー。すでに前戦でチャンピオンを確定させている勝田範彦(インプレッサ)が56分18秒9で優勝、今季3勝目を挙げた。
午前中から昼にかけて天候が回復するなか、この日猛然と追い上げたのは前日5位の奴田原文雄(ランサー)。デイ2に設定された6SS中4SSでベストタイムをたたき出し、3位まで浮上した。最終ステージでは高山仁(ランサー)が今シーズン初となる一番時計を記録し、ベテランふたりに一矢報いるかたちとなった。
最終的な総合順位は、優勝が勝田/足立さやか、2位には44秒差で高山/大橋正典、3位に奴田原/佐藤忠宜というオーダーとなった。
各クラスの優勝は以下のとおり。
JN-4 勝田範彦/足立さやか(インプレッサ)
JN-3 明治慎太郎/漆戸あゆみ(スターレット)
JN-2 天野智之/井上裕紀子(ヴィッツ)
JN-1 西山敏/三好明宏(マーチ)