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APRCがシリーズ登録料を半額に、クスコレーシングは混乱の中で初戦の準備

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APRCのワーキンググループ座長、ビッキー・チャンドックは、アジアパシフィック地域のコンペティターやASN、シリーズを構成するイベントの主催者宛に、今季のシリーズ登録料1000ユーロを半額の500ユーロに割引するオファーを通達した。

今季のAPRCにはシリーズスポンサーはつかないものの、最善の形でチームを支援していきたいという意思の現れとして、登録料割引に踏み切ったということだ。今シーズンは、3月20-22日にインドで行われるサウスインディアラリーが開幕戦。シリーズにはすでにヘイデン・パッドンがタイトル獲得を目指すことを表明しているほか、クリス・ミークがニュージーランドのラリーオブワンガレイ(5月8-10日)にマツダ2 AP4で参戦することが発表されている。

このワンガレイで今季のAPRC初戦を迎えるのが、APRCタイトル獲得に挑む日本のクスコレーシング。マイケル・ヤング(写真左)がトヨタC-HRで参戦するこのイベントに向けて、現在、資材運搬の準備を進めている。しかし、新型コロナウイルス問題がこのロジスティックにも影響を及ぼしており、ニュージーランドでは例年以上に検疫が厳しくなっているという。通常よりも通関作業に時間がかかることが見込まれており、チームも予定を繰り上げての作業対応に追われている。



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