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[ラリー北海道開幕]SS1は新井がベスト

 

 APRC第5戦「ラリー北海道」は9月30日、帯広市の北愛国サービスパークに隣接のスーパーSSでシェイクダウンおよびSS1となるスーパーSS・1回目の走行が行われた。
 日中、若干の小雨が降る中で行われたシェイクダウンでベストタイムをマークしたのは、シリーズリーダーのクリス・アトキンソン(プロトンサトリアネオS2000)。+0.1でペルタミナクスコレーシングのリファット・サンガー(三菱ランサーエボリューションX)、国内実戦に初めてグループR4仕様のスバルインプレッサWRX STIを投入した新井敏弘が+0.2で続いた。
 先週から突貫作業で三菱ランサーエボリューションXのR4仕様へのコンバート作業を進めていたチームMRF陣も、R4キットを部分装着した状態ではあるが無事スタートを迎え、田口勝彦は+0.3の4番手タイムだった。

 夕方のセレモニアルスタートに続き、日没後に同じスーパーSSでSS1を走行。
 ここでは新井敏弘がR4車両での初ベストタイムをマークした。
 +0.4でクリス・アトキンソン、田口のチームメイト、ガウラブ・ギルが+0.6で続いた。
 サンガーのチームメイト、炭山裕矢は+1.4でアジアカップ3番手タイム。
 またプロトンクスコラリーチームの番場彬(プロトンサトリアネオ=グループN)は+10.1で、2WD部門のライバルで同じくグループN仕様のサトリアネオを駆るカラムジット・シンを2.0秒先行した。
 
 併催の全日本選手権では、シリーズ首位奪回を目指す奴田原文雄がベストタイム、+0.1で柳澤宏至(いずれも三菱ランサーエボリューションX)が続いた。

 競技車はSS1の後、北愛国のパルクフェルメに入り、10月1日6時に再スタート。
 1日には計10SS、49.45kmのステージが設定され、今回の山場と目されるイベント最長の28.41kmステージを3回走行する。

 



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