WRCメキシコ:ミルナー「今回のテームは本当に頼もしかった」チーム代表コメント – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCメキシコ:ミルナー「今回のテームは本当に頼もしかった」チーム代表コメント

©M-SPORT

WRCラリーメキシコ、フィニッシュ後のチーム代表のコメント。エサペッカ・ラッピ車から突然の出火という衝撃の序盤となったMスポーツ・フォード勢。若手のガス・グリーンスミスも苦戦を強いられる中、厳しいシーズン滑り出しから一転、奮闘を見せたスニネンをリチャード・ミルナー代表が賞賛した(カッコ内はイベント終了時点でのマニュファクチャラーズ選手権順位)。

リチャード・ミルナー(Mスポーツ・フォードWRT)(3位:65ポイント)
「今回、テームの姿は本当に頼もしかった。シーズンは厳しい出だしとなったが、彼の本領をみんな分かっているし、今回のリザルトで彼が必要としていた自信の後押しとなる。とても緊張感を持って、週末を通して速さと一貫性を維持した。厳しい滑り出しから、しっかり立て直した。今回、フィエスタで見せた彼のペーストパフォーマンスは、本当に素晴らしかった。
 ガスはリズムをつかみきれず、午前にトラブルに見舞われた後は、とにかく走行を続けて経験を積むことに徹した。土曜日の2台並走のスーパーSSでは、2回ともいい走りを見せていたし、彼も楽しんでいたと思う。結果自体は少し残念なものだったと思うが、悪い週末ではなかったし、次の参戦でどこまでできるかを楽しみにしている」

カイ・リンドストローム(トヨタ・ガズーレーシングWRT、スポーティングディレクター)(首位:110ポイント)

Toyota Gazoo Racing WRT


「このリザルトには大変満足している。まず、セブとジュリアンが我々のチームでの初勝利を飾ってくれたし、これはチームにとってはメキシコでの初勝利でもある。2017年に初めて参戦した時から苦戦していたが、ミスから学び、今回は3台がそろってトップ5に入った。エルフィンは先頭走行の砂利掻き役を見事にやり遂げ、カッレもルーキーにとっては最も難しいラリーでも、大健闘を見せてくれた。こんな状況なので、気分は複雑だ。1日早くラリーが終わってしまったことは残念だが、世界がいま直面している状況のなか、我々はチームのメンバーが家族の元に必ず帰ることができるようにしなくてはならない」

アンドレア・アダモ(ヒュンダイ・シェル・モビスWRT)(2位:89ポイント)

Hyundai Motorsport GmbH


「様々な見方から、トリッキーで複雑なラリーだったと言わざるを得ない。もっといい順位でフィニッシュするはずだったが、マシンパフォーマンスが向上したと言える走りを出すことができなかった。今後、ミスを繰り返さないために詳細を分析しなくてはならないし、ステップアップして最善の形で復活しなくてはならない。シーズンはまだ先は長い。金曜日のクラッシュがなければ、オィットは優勝争いにももっと近づけたはずだ。それでも2位に入ったことは、チームにとっても重要なリザルトだ。ティエリーも信じられないような週末を過ごした。我々のミスによって、彼本来の力で出せるリザルトを持ち帰れなかったのは悲しいことだ」



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