今季のWRC第7戦として、2002年以来となるWRC復帰を果たすサファリラリーケニア(グラベル)が、7月16〜19日の開催に向けてラリーガイド1(RG1)を発行した。主催者はすでに、7月16日に首都ケニアの首都ナイロビにあるケニヤッタ・インターナショナルコンベンションセンター(KICC)でセレモニアルスタートを行うことを発表している。KICCはWRCが創設された1973年以降、1999年、2000年を除く毎年、サファリラリーのスタート/フィニッシュが行われてきた伝統の場所。18年ぶりにWRCに復帰する今年もこの伝統を受け継ぐ。
今回発行されたRG1によると、ラリーの総走行距離は1025.10kmで、うち総ステージ走行距離は315.12kmとなる。HQやサービスパークが置かれるのは、ナイロビから120km北にあるナイバシャ湖にほど近いエリア。ラリーのオープニングステージは、16日にナイロビで行われる4.80kmのスーパーSSとなる。
デイ2の金曜日はナイバシャの南部を走行。イベント最長の33.43km Kedongを含む3本を2ループする。デイ3の土曜日はナイバシャを北上し、31.00kmを含む3本を2ループする構成。最終日は、8.58kmのステージ1本を挟んで2本のステージを2ループする計5本が設定され、パワーステージは10.39kmのHell’s Gate 2が指定されている。
このサファリラリーケニアには、WRC、WRC3のタイトルがかかるほか、FIAアフリカラリー選手権が併催される。