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開催延期が続くWRC界、若手ドライバーはバーチャルで活動

©Ole Christian Veiby@Facebook

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、開催中止や延期が続いているラリー界。この状況の中、若手ドライバーたちがバーチャルでの活動を発信している。

オーレ・クリスチャン・ベイビーは、3月16日、所属するイーブン・マネジメントのメンバーによるTeamEVENが、SimRacingGrandPrixの鈴鹿サーキット戦に参戦した模様を、Facebook上でライブ配信した。

このレースはノルウェーのSimRacing選手権第2戦で、TeamEVENからはベイビーの他、12〜13歳のドライバーが参戦。ベイビーも予選を通過し15位と健闘していたが、多車からヒットを受けてレースを終えた。このイベントには120人以上のドライバーが参戦したという。

一方、オリバー・ソルベルグは、開催が延期となったWRCラリーアルゼンチンを、DiRT Rally 2.0を使い、自らバーチャルで開催することを発表。TheSolbergRACEで参加することができ、トップ3には賞品も用意しているという。詳細については、3月23日(月)、自身のFacebook上で発表するとしている。

Oliver Solberg@Facebook


WRC第3戦ラリーメキシコに参戦したオリバーは現在、スウェーデンに帰国後、14日間の自宅待機中。このオリバーの活動を、一緒に自宅待機している父のペター・ソルベルグも応援。
「僕らはみんな、家の中にとどまり、安全に過ごしている。そしてラリーはみんな開催延期。でも、オリバー・ソルベルグは、実際のラリーができない分をどうすればいいか、解決方法を見つけたよ。来週、DiRT Rally 2.0を使って、自分でラリーアルゼンチンを開催するんだ! 誰でも#TheSolbergRACEから参戦できるし、トップ3には賞品も用意。僕も、ペター・ソルベルグ特別エディションのTWスティールウォッチを提供しているよ!」

Petter Solberg@Facebook



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