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APRCワンガレイ:初日はティデマンドがトップ、ヤングが2位に

 

APRC開幕戦インターナショナル・ラリー・オブ・ワンガレイは、4月17日にセレモニアルスタートに続いてスーパーSSを2回走行。18日のレグ1-bに設定された8SSをを終え、ポンタス・ティデマンド(シュコダ・ファビアS2000)がトップにつけた。

スウェーデン出身、24歳のティデマンドは、チャンピオンチームであるチームMRFから、今季初めてのAPRC参戦。しかしシェイクダウンからトップタイムを叩き出し、スーパーSSでも2本続けてベストをマークした。

18日は夜の間の小雨が残り、日中も折りに触れて小雨が降り出し路面は湿った状態とトリッキーなコンディションだ。この難しい状況の中、ティデマンドは「自分たちは素晴らしい一日になったし、自分も楽しめた。トラブルに見舞われたマシンが多かったので、僕たちはとにかくそれを避けるように努めていた」とコメント。

トラブルに見舞われたクルーの中には、昨年の今イベントの覇者でティデマンドのチームメイト、ガウラブ・ギルもいた。ドライブシャフトのトラブルに見舞われ思うようにマシンをコントロールできず、この日は3位で折り返したものの、ティデマンドからは5分以上の遅れを喫している。

「すべてのステージでタイムロスが重なった。最後の2本はとても速度生きが高かったので、40−50秒は失ったと思う。今は、とにかくできるだけ多くポイントを持ち帰りたい」とギル。

一方で大健闘を見せたのは、クスコレーシングのマイケル・ヤング。昨年はプロトン・サトリアネオでプロダクションカップ、2WDカップ、ジュニアカップの三冠を果たしたヤングは、今季からスバルWRX STIにマシンをスイッチ。S2000車両のティデマンドには4分と大差をつけられたが、総合2位でレグ1を終えている。

日本の青木光弘(三菱ランサーエボリューションX)は総合6位、いとうりな(マツダ・デミオ)はSS8でコースオフ、レグリタイアを喫している。

デイ2は、3SSを2回ループする6SSが設定。ワンガレイ市街地のキーサイド・タウン・ベイジンで現地時間15時にフィニッシュを迎える。



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