WRCプロモーターが、公式サイトwrc.comで展開している「最も偉大なWRCドライバー決定戦」は、決勝トーナメント2回戦に突入。1回目の投票が4月20日(月)中央ヨーロッパ時間10時(日本時間18時)から始まっている。今回の対決は、第1シードのセバスチャン・ローブ対バルター・ロールだ。投票は21日(火)日本時間18時に締め切られる。トーナメント2回戦の全結果は、24日(金)に発表される。
セバスチャン・ローブ(フランス)
在籍マニュファクチャラー: シトロエン、ヒュンダイ
WRCスタート数: 179*
WRCタイトル獲得数: 9*
WRC勝利数: 79*
WRCポディウムフィニッシュ数: 118
*現役
誰にも負けないWRCキャリアを誇るローブ。WRC連覇記録を塗り替え、9連覇を達成(2004〜12)。勝利数は79にのぼる。そのローブが、初めて世界タイトルを獲得したのは、30歳の時。そして46歳になる現在も、トップレベルでの活躍を続けている。
バルター・ロール(ドイツ)
在籍マニュファクチャラー: オペル、フィアット、ランチア、アウディ
WRCスタート数: 75
WRCタイトル獲得数: 2
WRC勝利数: 14
WRCポディウムフィニッシュ数: 31
WRCを2回制したバルター・ロールは、モンテカルロマイスターとして知られ、この名物ラウンドを4回制した(1980、82、83、84)。いずれも異なるマニュファクチャラーでの成績。細部にまで徹底した姿勢で臨み、特にペースノートにはこだわった。1982年のタイトルは、4WD勢を退けてリヤ駆動のオペル・アスコナで獲得したことからも、その力量がうかがえる。
ローブ対ロールの投票はこちらから。
https://www.wrc.com/en/news/season-2020/wrc/quarter-finals-loeb-v-rohrl-vote-now-/