ヒュンダイが次期i20 WRCの開発計画変更、5ドア仕様で投入は2016年 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ヒュンダイが次期i20 WRCの開発計画変更、5ドア仕様で投入は2016年

 

ヒュンダイ・モータースポーツは、今季終盤に投入を目指していた次期i20 WRCの開発を、5ドア仕様に切り替え、先日はスペインで4日間のテストを行ったことを明かした。

このテストはティエリー・ヌービルとケビン・アッブリングにより、スペインのアルメリア地方で行われ、エンジンとシャシーの開発に集中したという。

当初は3ドア仕様の新型i20 WRCを今季終盤に投入することを目指していたが、ベース車の製作スケジュールに遅れが生じたことでホモロゲーションの計画に遅れが及んだことから、ベース車両を5ドアに切り替え、投入時期も2016年開幕戦に再設定したという。一方で、予定を遅らせたことで、開発とリファインの時間をより多く取れたとも強調する。

「スペインでは非常に充実したテストができた」とチーム代表のミシェル・ナンダンはコメント。

「今季後半には新型マシンを投入したかったが、量産車の製作の関係でホモロゲーションの計画に問題が出てしまい、プログラムが遅れた。時間に余裕ができたことで、パフォーマンス面で目標を確実に達成できるようになる。同時に、現行のi20 WRCには重要なアップデートを数多く行っていくので、今季もポディウム争いを続けていきたい」



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