WRCプロモーターが、公式サイトwrc.comで展開している「最も偉大なWRCドライバー決定戦」は、準決勝2組目の投票が4月28日(火)中央ヨーロッパ時間10時(日本時間17時)から始まっている。
今回のトーナメントも残る投票は2回のみとなった。セミファイナル2組目は、ローブとともにセミファイナルに進出したもうひとりのフランス人セバスチャン・オジエが、カルロス・サインツと対決する。投票は29日(水)日本時間17時まで。準決勝の結果は同日、2組の投票が終了した後に発表される。
セバスチャン・オジエ(フランス)
在籍マニュファクチャラー: シトロエン、シュコダ、フォルクスワーゲン、Mスポーツ・フォード、トヨタ
WRCスタート数: 152*
WRCタイトル獲得数: 6*
WRC勝利数: 48*
WRCポディウムフィニッシュ数: 81*
*現役
同郷のローブに続いて、WRC史上2番目に成功を収めたオジエ。ローブが一線から退いた後にシリーズを席巻し、2013年から6連覇を達成した。2020年はトヨタにスイッチし、7度目のタイトルを3つめのマニュファクチャラーで手中に収めることを目指す。
カルロス・サインツ(スペイン)
在籍マニュファクチャラー: フォード、トヨタ、ランチア、スバル、シトロエン
WRCスタート数: 196
WRCタイトル獲得数: 2
WRC勝利数: 26
WRCポディウムフィニッシュ数: 97
サインツは、WRCのなかでも最も安定したパフォーマンスを誇ったドライバー。エル・マタドールの愛称で親しまれ通算26勝、タイトルの獲得は2回マーク(いずれもトヨタ・セリカ)しているが、シリーズ2位、3位にも9回入っており、参戦したラリーのほぼ半数近くでポディウムに上がっている。セッティングについては徹底しており、細部に渡るまで追求した。
オジエ対サインツの投票はこちらから。
https://www.wrc.com/en/news/season-2020/wrc/semi-finals-ogier-v-sainz-vote-now/
なお、同ページ内では、両ドライバーの活躍を振り返るショート動画も公開されている。