第9戦ドイツは、デイ2前半の4SSが終了。3番手を走行していたミッコ・ヒルボネンにトラブルが発生し、MINIのダニ・ソルドが3番手に浮上した。
デイ1とは違い、晴れの天候に恵まれたデイ2。上位のシトロエン2台が後続を引き離し、大きな変動はなく折り返す展開かと思われたが、午前中最後のステージとなったSS10で順位の変動が発生した。場所はドイツ名物の軍事演習場ステージだ。
ヒルボネンはフィエスタのスローパンクチャーにより、その状態で9km近くを走ることに。SSベストのオジエから1分以上遅れるタイムでフィニッシュはしたものの、23.2秒背後につけていたソルドには32.9秒差をつけられ、4番手にドロップしてしまった。
さらに、5番手のミークにも2.4秒差と詰め寄られており、ヒルボネン/フォードとしてはここが踏ん張りどころと言えそうだ。
一方、トップを快走するシトロエン勢はローブがトップ。2番手オジエが4.8秒という僅差で続いている。2番手オジエと3番手ソルドとの差は1:55.5。
デイ2後半のSS11は日本時間22:18にスタート予定。
ラリードイツ【SS10後暫定総合】
1:S.ローブ 2:01:37.3
2:S.オジエ +4.8
3:D.ソルド +2:00.3
4:M.ヒルボネン +2:33.2
5:K.ミーク +2:35.6
6:P.ソルベルグ +2:52.4