タナック、R5マシンでテスト走行 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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タナック、R5マシンでテスト走行

©Hyundai Motorsport GmbH

2019年のWRCチャンピオン、オィット・タナックがヒュンダイi20 R5でテスト走行。2カ月ぶりに通常の環境に戻った。

新型コロナウイルスの世界流行を受け、ほかのWRCドライバーと同じようにタナックも3月のラリーメキシコからヨーロッパに戻って以来、実戦に参加できていない。母国エストニアのオテパア周辺で行った開発テストでの走行に、タナックは満足を見せた。このテストでは、サスペンションのセットアップとエンジンマップの作業に取り組んだという。

全日にわたって行ったこのテストで160km近くを走り込んだタナックは「本格的なものではなく、マシンに乗って走ってみただけ、という感じ。i20 R5ではあまり走ったことがないが、ドライブしやすかったのでとても感心したよ」と述べた。

「何よりも、これほど長い時間、ラリーマシンに乗らずにいたので、マシンに戻れただけでもハッピー。ちゃんとした作業に戻りたいという気持ちが高まったよ」

ヒュンダイ・モータースポーツのディレクター、アンドレア・アダモは、開発テストの内容に満足を見せ「オィットがこのマシンをドライビングして、とてもポジティブなフィードバックをしてくれたことはよかった」とコメント。
「WRC2では今シーズン、とてもいい滑り出しができて、ここまでの3戦すべてでポディウムフィニッシュをしているし、ヤリ(フッツネン)はスウェーデンではWRC3優勝を果たしている。自分がオィットと一緒にいられなかったことだけが少し残念。彼やほかのみんなと同じように、今はラリーがなくて寂しいと感じている。またラリーマシンが走る音を聞くことができるようになれたらうれしいね」



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