9月30日〜10月2日にかけて開催されるラリー北海道に、新井敏弘が出場することが決定した。マシンはインプレッサのR4仕様だという。
R4仕様のため、新井はAPRCでの出場となる。となれば注目のポイントは、ここ最近速さと安定感を増してきたプロトンの2台、そして田口勝彦とのバトルだ。
もちろん、選手権を狙う彼らにとってはリスクを負ってまでスポット参戦の新井とスクラッチバトルを展開する必要はない。とはいえ、北海道を走り慣れたクリス・アトキンソンや2010年APRCチャンピオンの田口がだまって見過ごすとは限らない。
一方の新井にとっては、ぜひとも総合優勝という結果がほしいところ。IRCでは苦しい戦いを強いられているだけに、インプレッサR4仕様のポテンシャルをきっちりと示し、将来的なマーケットの開拓も視野に入れた戦いをしなければならないはずだ。
ラリー北海道は、日本での実戦初登場となるR4インプレッサのパフォーマンスを間近で見るチャンスだ。
どんな展開であれ、見ごたえのあるものになるのは間違いない。
新井のエントリーは自チームのアライモータースポーツからとのこと。マシンのカラーリングやコ・ドライバーなど詳細はまだ明らかにされていないが、追ってお伝えする。
また、新井は9月2〜4日に北海道で開催される全日本ラリー第6戦ARKラリー洞爺でゼロカーを務めることが発表されており、そちらにもR4仕様のインプレッサを持ち込むとみられている。
■ARKラリー洞爺公式ウェブサイト
http://www.team-ark.jp/