ERCラウンドのひとつであるラリーリエパヤが、2020年のWRCカレンダーに入る可能性があることを明らかにしたことに関して、ERCプロモーターであるユーロスポーツ・イベンツの代表、フランソワ・リベイロが談話を伝えた。
「WRCプロモーターから、8月中旬のラリーリエパヤをERCとの併催でWRCカレンダーに加えるというアプローチが、ユーロスポーツ・イベンツおよびRAイベンツ(ラリーリエパヤ主催者)に行われたことを受け、我々はこの考えを支持するとともに、現地のプロモーターがこうしたイベントを行えると信頼している」
「前例のない案件に関して、前例のない相談だが、この難局の中でラリーのコミュニティやWRCを助けるために、我々は全力を尽くすつもりであることを明確にしたい。このことは、ERCのドライバーやチームを守ることでもある。WRCの運営規模はERCとはまったく異なるため、追加で必要となる予算を集めたり、現状のフォーマットを調整する時間があまりない。WRC/ERCとの財政面での差異に関してはRAイベンツが対応する立場にあるが、もちろん、ユーロスポーツ・イベンツは、WRCプロモーターおよびラトビアの主催者とともに、こうしたイベントを運営するための対策に取り組んでいく」