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ラリーリエパヤのWRC併催交渉が決裂、ERC単独開催決定

©ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

ERCラリーリエパヤ(ラトビア、グラベル)の主催者は、2020年のWRC併催に向けて行ってきたWRCプロモーターとの交渉が結論に達し、8月14‐16日のイベントはERCに専念することを発表した。

「まず、WRCに組み入れるイベントとしてERCのラリーリエパヤに白羽の矢を立ててくれたWRCプロモーターに感謝したい。第1回目のラリーリエパヤ(2013年)の開催準備を始めた2012年以来、我々が行ってきた仕事に対しての、最高の評価だ。また、FIAとユーロスポーツ・イベンツからの支援にも感謝したい」と主催者であるRAイベンツのディレクター、ライモンズ・ストロクスはコメント。

「この数日間、我々は膨大な量の作業をこなしてきた。WRCプロモーターに対し、この短い期間の中でWRCを開催するという壮大な試練を、我々やラトビアが恐れず、それに取り組もうとした姿勢を見せてきた。しかし、様々な理由から、ERCラリーリエパヤは、修正される今年のWRCカレンダーに新たに組み込まれることはないということで、合意に達した」

「我々を信じ、支えてくれたラトビア政府、ラリーの開催各自治体、パートナーの方々、メディア、そしてすべての情熱的なラリーファンに感謝したい。しかし、ラトビアとERCラリーリエパヤは、独特の提案を行ったのだということを忘れてはならない。バルト三国で初めてWRCを開催することへの合意を模索することからは一歩引き、これがどのように将来につながっていくかはまだ分からない」

「しかし、この数週間、我々は今季のERC第2戦を開催するための準備を決して止めることはなく、今年も大成功を収めることが待ち切れない。それが常に我々の目標だ」



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