2020年のWRCカレンダーに追加で開催が決まったラリーエストニアは、通常のWRCよりも短い2デイフォーマットで開催されることが明らかとなった。
具体的には、9月4日金曜日にシェイクダウンとオープニングセレモニーを行った後、競技は土曜日と日曜日に集中して行われる。エストニア東部のタルトゥを本拠地とし、日本人建築家が携わったことでも知られるエストニア国立博物館にサービスパークが設置される。イベントの詳細は近日中に発表されるとしている。
一方、再編成カレンダーで日程が変更になり、初夏の開催から秋となったラリーイタリア・サルディニアは、地中海に浮かぶサルディニア島北部のタフグラベルを、例年よりも冷涼なコンディションのもとで挑むことになる。
2020年のWRCはここまでモンテカルロ、スウェーデン、メキシコの3戦が終了した後、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりシーズンが中断している。ポイント争いでは現状、6連覇王者のセバスチャン・オジエがドライバーズ選手権首位に立っており、オジエが所属するトヨタもマニュファクチャラーズ選手権でトップにつけている。