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ERC開幕戦ローマは87台エントリー。カーNo.1はジャンドメニコ・バッソ

©ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

2020年のERC開幕戦となるラリーディローマ・キャピターレ(7月24‐26日、ターマック)が、エントリーリストを発行した。エントリーは総勢87台。64%にあたる56台がERCにノミネートしている。同イベントには、イタリアラリー選手権(Campionato Italiano Rally=CIR)、アバルトカップも併催されている。ラリー2(旧R5)は42台が集まり、うちERCノミネート勢は29台。ERCジュニアには合計25台がエントリーしており、うち12台がERC1ジュニア(ラリー2マシン対象)、13台がERC3ジュニア(ピレリを履いたラリー4、ラリー5車両対象)。

エントリーリストの筆頭は、イタリアの強豪ジャンドメニコ・バッソ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)。そのほか、2018年チャンピオンのアレクセイ・ルキヤナク(シトロエンC3 R5)、新進気鋭の若手オリバー・ソルベルグ(ポロGTI R5)、ヒュンダイのスポットワークスドライバー、クレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20 R5)らが名を連ねている。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染流行により開幕が大幅に遅れた今季のERCだが、このローマには24カ国から参加が集まり、ドイツ、イタリア、ポーランド、ルーマニアから国内戦チャンピオンがエントリーしているほか、ERC1ジュニア、ERC3ジュニアのタイトル保持者も参戦する。

このエントリーリストは、7月15日に主催者であるモータースポーツ・イタリアがオンラインで開催した記者会見で明らかにされた。ERCコーディネーターのジャン・バティスト・レイは「膨大な作業が実を結び、ERCジュニアやラリー2車両などを見ても近年のERCではかなり充実したエントリーリストとなった」と語る。

「このチャレンジングな状況の中、シリーズに誠意を見せてくれたチームやドライバーから素晴らしい支援をいただき、感謝している。FIAや、モータースポーツ・イタリアの働きのことも忘れてはならない。彼らの課題対応に取り組んだ運営体制のおかげで、2020年のERCが素晴らしい幕開けになると期待している」

ERCラリーディローマ・キャピターレ エントリーリスト
https://s3-eu-west-1.amazonaws.com/static.fiaerc.com/wp-content/uploads/2020/07/Rally-Roma-di-Capitale-2020-entry-list.pdf



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