短い夏休みを経て、2011年のWRCはいよいよ後半戦へ。今週末に開催されるラリーフィンランドに向けて、ペター・ソルベルグが意気込みを語ってくれた。
「この夏休みは家族と過ごしたよ。クロスカートもやったし、スイスでブライトリング・ジェットチームの体験搭乗もしたんだ。あれはスゴかったね! いよいよフィンランドなわけだけど、やっぱり特別なイベントだ。ステージはもちろん、ユバスキラの待ちの雰囲気もいい。2日間、300kmほど近郊でテストをしたよ。本番でもセットが当たってくれることを願っているよ」
フィンランドグランプリとも異名をとるほど平均速度の高いイベントであるのはご存じのとおり。道はもちろんスムーズで起伏に富み、そこここに大ジャンプを披露するクレストが待ち受けている。2010年のアベレージスピードは約120km/h。完璧なペースノートと、絶対的な集中力が要求される難コースだ。
変則スケジュールで行なわれる今イベントは、木曜の午後に行なわれる3SSでスタート。金曜日にはホストタウンのユバスキラから南下し、ラハティでリモートサービスを行なう予定。フィニッシュポディウムは土曜日の21時に予定されている。