2020年のWRCカレンダーに新たに追加された第4戦ラリーエストニア(9月3‐6日、グラベル)はラリーガイド1を発行。合計17SS、232.64kmのルートが明らかとなった。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染流行によりシリーズが中断した後、WRC再開の最初のイベントとして開催されるエストニアは、通常よりも短いスケジュールで行われ、競技は9月4日金曜日の夜にスタートする。
拠点となるのは、エストニア南東部にある同国第2の都市・タルトゥで、サービスパークは市内の旧ラーディ飛行場にあるエストニア国立博物館に置かれる。ラリーは4日午前、アビサーレ(6.23km)のステージでシェイクダウンを行った後、この日の夜にサービスパーク隣接のショートステージ(1.28km)で競技が始まる。
5日土曜日は、いきなりイベント最長のSS2プラングリ(20.23km)でスタート。その後、カネピ(16.89km)と続き、オテパアでリモート給油を行う。テレビの生中継が行われるSS4 オテパア(9.60km)、SS5 マエックラ(14.76km)、SS6 エルバ(11.72km)を走行した後、ラーディで30分のサービスに入る。午後は、この5本を再ループする構成で、この日のステージ走行距離合計は、146.40kmとなる。
日曜日は、アルーラ(6.97km)、カーグベレ(15.46km)、カンビャ(20.05km)の3本を2ループする構成で、カンビャの2回目がパワーステージに指定されている。