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【速報】全日本丹後速報、リードを拡大した鎌田卓麻がシーズン初勝利!

©Tadayoshi Nakajima

2020年全日本ラリー選手権第5戦「NISSINラリー丹後」は、最終日となる8月2日(日)に4カ所のスペシャルステージを走行し、鎌田卓麻/鈴木裕(スバルWRX STI)が、奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)との差を17.7秒に広げて勝利を飾った。2分7秒差の3位には、新井大輝/小坂典嵩(スバル)が入っている。

最終日は前日のステージをリバースで使用。12.27kmと11.35kmの2本をサービスを挟んでリピートする4SS、47.24km。朝の段階では雨の予報もあったものの、コンディションはほぼドライとなった。前日首位の鎌田は最初のループで、再出走にまわった勝田範彦に続くセカンドベストを並べ、2番手奴田原と差を11.2秒差にまで拡大。残りの2ステージでもその差をさらに広げ、シーズン初勝利を手にした。

「順調に走れました。最初の1ループ目はアタックしていこうと思っていて、そこで7秒を離すことができました。僕自身も久々にラリーを走りましたが、スタートから全開で行くことができました。その走りにクルマも応えてくれたと思います」と、昨年のセントラルラリー以来となる勝利に笑顔を見せた。

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4.7秒差の2番手で最終日をスタートした奴田原は、最終SSでベストを奪ったものの、新城に続くターマック2連勝はかなわなかった。「鎌田選手には届きませんでしたが、2位でフィニッシュできて良かったです。次のラリー北海道は大きなポイントになると思うので、この調子で頑張りたいですね」と、奴田原は次戦に向けての意気込みを語っている。

前日まで3番手につけていた新井敏弘はSS7でマシンをヒットし、20秒以上をロス。代わって、3番手に浮上した新井大輝が表彰台を獲得した。
「ダメでした。何をやってもうまくいかなかった」と、肩を落とした新井敏弘は、3位からわずか3.4秒差の4位でラリーを終えている。

JN2クラスは上原淳/漆戸あゆみ(ホンダ・シビック・タイプRユーロ)が、ターマック開催の全日本で初優勝。JN3クラスは竹内源樹/木村悟士(スバルBRZ)、JN4クラスは高橋悟志/立久井和子(スズキ・スイフトスポーツ)、JN5クラスは天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ)、JN6クラスは明治慎太郎/里中謙太(トヨタ・ヴィッツCVT)が、それぞれクラス優勝を飾っている。

NISSINラリー丹後 レグ2終了時点結果
1. 鎌田卓麻/鈴木裕(スバルWRX STI) 1:29:00.1
2. 奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX) +17.7
3. 新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI) +2:17.0
4. 新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI) +2:20.4
5. 柳澤宏至/保井隆宏(スバルWRX STI) +3:53.9
6. 上原淳/漆戸あゆみ(ホンダ・シビック・タイプRユーロ) +3:59.2

8. 竹内源樹/木村悟士(スバルBRZ) +4:24.8
11. 高橋悟志/立久井和子(スズキ・スイフトスポーツ) +4:46.7
18. 天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ) +6:37.7
32. 明治慎太郎/里中謙太(トヨタ・ヴィッツCVT) +16:06.1



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