エサペッカ・ラッピ「ブレイク明けで超高速のエストニアはビッグチャレンジ」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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エサペッカ・ラッピ「ブレイク明けで超高速のエストニアはビッグチャレンジ」

©M-SPORT

2020年のWRCは9月4‐6日のラリーエストニアで再開するが、Mスポーツ・フォードのエサペッカ・ラッピは、ロックダウンによる長いブレイク明けの超高速ラリーは、大きなチャレンジになると考えている。

今季のWRCは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響を受けて3月のラリーメキシコが短縮され2デイで終了して以来、開催から遠ざかっており、ラッピは、スムーズグラベルのステージでのペースに乗るためには、なまった体をたたき起こさなくてはならないだろうと認めている。
「本当に長すぎるブレイクだったし、その後で、おそらくフィンランドよりも速度域が高いエストニアにいきなり挑むんだ」とラッピ。
「だから、しっかり取り組んでいかなくてはならないし、これだけ長いブレイクの後だから簡単ではないことは間違いない。ものすごく高い速度に感じるだろう」

「いつもなら、そんな状況にも慣れているから、もっともっとパワーがほしいと思うし、いくらパワフルでも足りないほど。でも、5カ月も間が空いてしまっているので、マシンのパワーも速さも十分くらいに感じてしまうだろう」

ラッピは、8月8日、フィンランドで開催されるヤムサン・アイヤットラリーにフィエスタWRCで参戦し、WRCシーズン再開に備える。エストニアにはこれまでに2回参戦したことがあるラッピ。WRCチャンピオンのオィット・タナックが母国戦で初めて開催されるWRC戦に凱旋するとあって、ひときわ盛り上がるであろうことをよく分かっている。

「あそこの雰囲気は本当にスゴイ。ラリーの聖地はフィンランドと言われるけど、同じくらいラリーが根付いているのがエストニア。あの国の人々は熱狂的だからね」とラッピはWRC TVのインタビューで語っている。

ロックダウン中は、クロスカートを購入してドライブ勘を維持していたというラッピ。Mスポーツ・フォードでの、テーム・スニネンとのフィンランド人コンビのラインナップでの活動再開を楽しみにしているようだ。



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