©Jun Uruno
8月17日、M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2020の主催者は公式ウェブサイトを更新、10月16〜18日に開催予定とされていた全日本ラリー選手権第10戦の開催を中止すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大はいまだ収束の兆しが見えず、主催者としてはラリー開催に向けて準備を続けていたが、岐阜県高山市の伝統ある「高山祭」が中止されたことや、7月31日に「第2波非常事態」が発表されるなど、予断を許さない状況が続いていることを理由のひとつとして挙げている。
また、地元自治体からは「感染症対策が万全にできれば開催、協力も可能」という前向きな言葉もあったが、大会組織委員会で検討、協議を重ねた結果、いまだ感染者の出ていない高山エリアでの開催には多大なリスクを招く可能性があるという結論に達したという。
2020年の全日本ラリー選手権は、現在第2戦新城と第5戦丹後が無観客で開催済み。中止を決めたのはこれで5戦目となり、残るラリーは9月12日～13日の第9戦ラリー北海道、11月6日～8日の第4戦久万高原ラリー、11月27日～29日の第3戦ツール・ド・九州 in 唐津の3戦。
【第48回 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 2020開催中止のお知らせ】
https://mcsc-rally.net/highland-masters/2197
