FIAとWRCプロモーターは8月19日、2020年世界ラリー選手権カレンダーについて、日本ラウンドが予定されていた週末にベルギーが加わることを明らかにした。
WRCプロモーターは、この発表リリースに改訂版の2020年開催日程を明記したが、カレンダーの混乱はまだまだ続く模様だ。
10月29日〜11月1日とされていたイタリアは、同じ週末にイモラ・サーキットでF1のエミリア・ロマーニャGPが開催される予定となっており、これと重なることを避けるため、WRCイタリアは会期を一週間遅らせて11月5〜8日になると見られている。
さらにラリードイツは、バウムホルダーの敷地内のみを使用し、無観客で2日間の設定での開催を目指しているが、運営の要となる観戦料の収入を失うことから、ここにきて開催そのものも疑問視され始めている。
2020年WRCカレンダー(8月19日発表時点)
第1戦 1月23-26日 モンテカルロ
第2戦 2月13-16日 スウェーデン
第3戦 3月12-15日 メキシコ
第4戦 9月4-6日 エストニア
第5戦 9月18-20日 トルコ
第6戦 10月15-18日 ドイツ
第7戦 10月29日-11月1日 イタリア
第8戦 11月19-22日 ベルギー
(Graham Lister)