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プロジェクトE ヘリェス:史上初のラウンドはケン・ブロックが勝利

©FIAWorldrallycross.com

今シーズンから始まった世界初の国際電動ラリークロスシリーズ、プロジェクトE(Projekt E)は8月23日、開幕戦のファイナルが行われた。世界ラリークロス選手権と併催されるシリーズだが、ヘリェスでダブルヘッダー開催を敢行した世界戦とは異なり、プロジェクトEは通常のフォーマットどおりに2日間かけて1戦分を進行。この日のファイナルでは、米国のスタードライバー、ケン・ブロックが、史上初のプロジェクトEウイナーとなった。

前日をトップで終え、ファイナルをポールポジションからスタートしたブロックは、スタートからフィニッシュまでレースをリードした。英国のナタリー・バラットが2位、オーストリアのハーマン・ニューバウアーが3位でフィニッシュ。いずれも、フォード・フィエスタ ERXでの戦いとなった。事前に参戦が発表されていたシトロエンC3 R5のマッズ・オストベルグは、新型コロナウイルス(COVID-19)関連の状況により、参戦を見送っている。

史上初のフル電動ラリークロスマシンによる世界シリーズ・初戦を制したブロックは会期中、自身のSNSを通じて3つのモーターと、プロジェクトEのテクニカルパートナーであるSTARDが開発した450kWパワートレーンを装着したフィエスタERXの模様を頻繁に伝え、最新鋭マシンに対する興奮を伝えている。

「オーストリアのSTARDが開発した、フィエスタERXの見事なディテール。600馬力超、トルクも大容量! これで今日、世界RXの名門コースのひとつ、スウェーデンのヘリェスでレースをするよ」

Ken Block @ Facebook


Ken Block @ Facebook

「電動マシンだってジャンプできるよ! このマシンでのレースにもう夢中だ」

Ken Block @ Facebook

「世界RXの名門コースを、最新鋭の電動ラリーマシンで走行。Q2のオンボード動画だけど、ワイルドなサウンドだろ??」



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