8月14〜16日にラトビアで開催されたERCラリーリエパヤ(グラベル)で連覇を達成したオリバー・ソルベルグは、ピレリタイヤを称賛している。
高速グラベルラリーのリエパヤで2年連続優勝を果たしたソルベルグは、選手権順位でも2番手に浮上、ERC1ジュニアでは首位を堅守している。イベントとしては史上初めて、真夏の開催となり、気温も路面温度もこれまで経験したことがないほどの暑さとなるなか、オリバーはピレリのスコーピオンK6タイヤのソフトコンパウンドを選択していた。
特製コンパウンドとカスタムメイドのパターンが施されたこのスコーピオンK6は、グリップを最大限に引き出す一方でスライド量を削減することを目指しており、ルーズグラベルや石が覆う路面でその効果が発揮された。
イベント後、ソルベルグは「タイヤの摩耗は、週末を通して素晴らしかった。あの暑さの中でもとても一貫性を保っていた」とコメントしている。